【あのデカプリオも出資】スタートアップ大国イスラエル発!今アツい7つのスタートアップ
Googleに買収されたWazeを始め、毎年数々のスタートアップや起業家を輩出することでベンチャー界隈ではすっかり有名なイスラエル。
770万人程と割と人口は少なめな国ですが、毎年多くのテック系スタートアップが登場しており、国民1人辺りのベンチャー投資額は世界No.1。
今回はそんなイスラエル発で、現在はアメリカにて活躍するスタートアップを11社程紹介します!
■Instagramを脅かす写真&動画共有SNS「Mobli」
最初に紹介するのは恐らく今回紹介するスタートアップの中でも最も知名度が高いであろうMobli。いろいろ違いはあるのですが、Instagramに近いサービスでよく比較されたりします。日本の方でも使っていらっしゃる方がけっこういるのかも。
11月に6000万ドル(約60億円)を調達したことでもこちらのサービスは、現在1200万を超えるユーザーを抱え成長著しいです。
特徴としては、個人だけでなくチャンネルというものが存在すること。テーマベースだったり場所ベースでチャンネルが設けられており、自分の興味のある分野の写真や動画を発見することが出来ます。
他の写真共有サービス以上に、"発見"の方にもフォーカスを当て、自分が気になる写真や動画が見つけやすくなっている点も1つの特徴となっています。
■親向けのデジタルスクラップブックサービス「Keepy」
写真関連でもう1つ、Keepyというサービスを紹介します。
こちらはMobliに比べるとまだまだ知名度は低いのですが、小さい子どもがいるお父さんお母さん向けの写真管理アプリです。
こういった写真管理アプリはけっこうあるきはしますが、このアプリは写真に加えて音声も保存しておけます。
自分の子どもの成長の過程を写真で保存できるのはもちろん、小さい時のかわいらしい声も一生保存できるという子どもが大好きな親御さんにはオススメのサービス!
おじいちゃんおばあちゃんを招待して写真を共有できたりもします。
10月に110万ドル(約1.1億円)を調達して更なる成長が期待されるサービスです。
■500円で簡単な仕事を受注できるマーケットプレイス「Fiverr 」
日本のサービスでいうと、ココナラに若干似ているFiverr 。オンライン上で500円の仕事を売買できるマーケットプレイスです。
仕組みは、まず売り手側が自分の得意なスキルを生かした仕事を登録して(値段は5ドル)、買い手から購入されたらその仕事を提供するというシンプルなもの。
テック系から、ビジネス系まで様々なジャンルにわかれています。
特徴として、ベースとなるのは500円の仕事ですが、それとは別に値段設定をかえたエクストラver の仕事も登録できること。
これで生計を立てられるかは不明ですが、本格的なクラウドソーシングサイト的な使い方も出来るかもしれないですね。
(あくまで、登録出来るのは仕事をする側だけなので、同じ使い方は出来ませんが。)
ちなみにトータルでは2000万ドル(約20億円)ほど資金調達をしております。
■ロイヤルユーザー作りの支援ツール「LoyalBlocks」
小売店などを主なターゲットとした、販売を促進するマーケティングツールがLoyalBlocksです。
これまでに1890万ドル(約19億円)を調達しているこのサービスでは、顧客の獲得から管理、分析までを簡単に行うことができます。
主な特徴としては、顧客がお店に来た時にカスタマイズされたリワード(割引クーポンなどが多い)を自動で送信することができる点。新規顧客開拓だけではなく、ロイヤルユーザーを育てることにも有効な機能です。
■15万社を超えるクライアントを抱える動画プラットフォーム「Kaltura」
今回紹介するスタートアップの中では、かなりステージが進んでいるKaltura。トータルの調達金額は7000万ドル近く(約70億円)を調達していています。
こちらのサービスはB2Bの動画配信プラットフォームで、動画ファイルのアップロードから編集やコンテンツ作成、広告などのマネタイズ、更には配信と分析まで一連の流れを全てサポートしてくれます。
既に日本語版のサイトもあるようで、国内ではぴあ映画生活や新国立劇場で使われている模様。海外ではABCニュースなどのメディアやZapposなどの有名企業、更にはスタンフォード大学を始めとする様々な教育機関でも使用されています。
B2B、B2Cともに"動画"が注目を集めているので、こちらのサービスは引き続きウォッチしておきたいところです。
■コカコーラやマクドナルド、Spotifyがクライアント「Hyperactivate」
次に紹介するのは、ソーシャルメディアマーケティングツールを提供するHyperactivate。
ファンやフォロワーとブランドとの交流を促進することでコミュニティを活性化し、より多くの熱心なファンを育てることをサポートしてくれるこのサービスは、コカコーラやマクドナルドといった大企業からSpotifyなどの有名スタートアップまで多くの顧客に支持されています。
プロモーションだけでなく細かい分析や効果測定が可能で、今後も更に多くのクライアントがつきそうな、注目のスタートアップです。
■ターゲットに対して適切なアプローチを提供「Taykey 」
Taykey はB2Bのマーケティングツールで、DELLやSONYといった大企業をクライアントに持つ急成長中のスタートアップです。
特徴は主に2つあって、顧客がソーシャルメディア上で自社についてどんな会話をしているかを分析するソーシャルリスニングのような機能と、それを踏まえた上で的確な広告やキャンペーンをサポートしてくれる機能。
ソーシャルメディア上での自社の評判を分析できるというのは今の時代かなりニーズがありそうだし、競合もめちゃめちゃ多そうな予感。トータルで1700万ドル(約17億円)を調達していて、今後どれくらいクライアントを開拓できるかに注目です。
ニューヨークにはホットなイスラエルスタートアップが集結!
最後に紹介しておきたいのが、ISRAELIMAPPEDinNYというマップ。
こちらのマップではニューヨークで活躍するイスラエル発(イスラエル人が運営していたりイスラエルで創業された)スタートアップが表示される仕組みになっています。
こうやってマップで見ると、イスラエル発の企業がどれくらいニューヨークに進出しているかが簡単に把握できるので是非使ってみてください!