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【海外の注目サービス紹介】SXSW Accelerator2014 のSocial Technologies 部門、ファイナルに進む8つのサービスを紹介

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500社以上のスタートアップが参加した、日本でも良く知られているピッチイベント、SXSW Accelerator2014

オラクルが主催していることでも知られるこのコンテストですが、今回は3月に開催されるファイナルに進出するスタートアップの中から、【Social Technologies 】部門に属する8社を簡単に紹介したいと思います。

どれも日本ではあまり知られていないサービスばかりなので、Webサービスやアプリ好きな方は是非チェックしてみて下さい!

□シンプルで安全なコミュニケーションツールAnsa

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最初に紹介するのは、Ansaというメッセンジャーアプリ。
いまだにメッセンジャーアプリが次々と登場していますが、このアプリは今では多くの方が知っているであろうSnapchatに近いイメージです。

「simpleでsafeなコミュニケーション」をテーマとしており、簡単に言うと「記録が残らないメッセンジャーツール。テキストの他に画像や動画も共有でき、共有後一定時間後には履歴が消える仕組みになっています。

このサービスが流行ると言われるとちょっと難しい気もしますが、機能やサイトのデザインも含めとてもシンプルでわかりやすいなぁとは思いました。

□新しいソーシャルマップ×アドレス帳「Connect

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次に紹介するConnect色々なソーシャルアカウントの友人を一括で管理&把握出来るアドレス帳&位置情報サービスです。

少し分かりづらいですが、

FacebookTwitter、Linkedinなどのソーシャルメディアのフレンドを一括でフレンドとして管理&連絡が出来、

●フレンドが自分のエリアにチェックインすると、通知をしてくれる

という特徴があります。
位置情報というと、Forsquareを想像される方もいるかもしれませんが、位置情報SNSというよりは電話帳にフォーカスされていて、1人でチェックインして楽しむというよりはあくまでコミュニケーションツールとしての色が強い印象です。

このアプリ上で電話やメッセージ、メールも出来ます。

ちなみにCEOはRyan AllisはiContact というWebマーケティング会社を創業後、売却しているシリアルアントレプレナーで、個人投資家としても活躍をしています。

iPadを用いて心がこもった手紙を届けられるデジタル×アナログなサービス「Felt

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Feltはこれまでなかった(?)ちょっと変わったオシャレなiPadアプリ。

簡単に言うと、iPad上(ペンを使って)で手紙を買くと、それを実際の紙にプリントした上で相手に届けてくれるというデジタル×アナログなほっこりするアプリです。

手順としては、

①アプリ上に登録されている封筒の中から好きな物を選ぶ
②ペンツールを用いてiPad上で手紙、送り先を書く(iPadということ以外は普通の手紙と同様)

③送信ボタンを押すと、それを紙にプリントし、相手に届けてくれる。

というシンプルな感じです。
料金は3.99ドル(約400円)ということで何とも言えない値段設定ですね。

誕生日だったりとか、感謝の気持ちを伝えたいときに、是非1度は使ってみたいアプリです。

□画像、音声、動画、テキストなんでも友人と共有するSNSOmlet

Omletは画像や音声、動画、テキストなどを共有できるSNS。今更な感じもしますが、そんな感じのコミュニケーションサービスです。

特徴としては、オリジナルの画像を作成できること(形式はGIF)、思い出の場所(hot spot)を登録出来ることなどが挙げられます。

ちなみにOmletを開発運営するMobiSocialは、StartXというスタンフォード大学から起業家を育てることを目的としているNPOのプロジェクト発のスタートアップとしても注目を集めています。 

□PCやタブレットが第2のスマートフォンに!「PPLCONNECT

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続いてはカナダ発のスタートアップ、PPLCONNECT。こちらのサービスはスマホとPCないしタブレットを連携させることによって、PCやスマホからSMSや電話を使うことが出来るというアプリ。

アプリをダウンロードして登録をすませておくと、PCやタブレットをまるでスマホの用に使うことが出来ます。

スマホの電池が切れてしまった時や、スマホを落としてしまって連絡がとれなくなってしまった時などの緊急事態にも有効活用できそうですね。

□ビデオメッセンジャーアプリ「Samba

イスラエル発のビデオメッセンジャーアプリSamba。こちらに関しては恐らくリリース前?なのかちょっと詳細が不明なので活用しますが、フェイストゥフェイスのコミュニケーションによる暖かさを創りだしたかったとのことです。

複数人で一緒にWebページを見れるサービス「Surfly

こちらはオランダ発のスタートアップ。説明が難しいのですが、ざっくりいうと画面共有に近い感じのサービスです。

①自分が見るページのリンクを入力すると、URLが発行される。
②URLを一緒にページをみたい人に送る
③リンク先のページは、オーナー(URLを送ってきた)人と同じページが表示され、一緒のページが閲覧できる。

複数人でリモートでミーティングしたりする時だったり、オンラインでレクチャーする時に使えるのかなぁという印象です。マウスを置いた位置がポインタでわかりやすく表示されるので、今どこを説明しているかなども明確です。

とりあえず使ってみないと何言ってるかわかりづらい部分あると思うので興味かる方は是非!

□自分の興味のあるに関連する人やイベントが簡単に見つかるアプリ「Terranova

最後に紹介するのはTerranovaというサービス。自分が興味があることを入力すると、それに関連したイベントや人が検索できるという仕組みです。

例えば、「ヨガ」をやりたい場合には、ヨガのインストラクターや近くで開催されるヨガのクラスが検索できるというような形です。

自分でイベントを登録したり、参加したイベントをレビューしたりも出来ます。

 

とざっくりですがファイナリストである8つのスタートアップを紹介しました。
個人的には流行るかどうかは別として、iPadで手紙がかけるFeltはちょっと使ってみたいなーと思いました。デジタルな時代だからこそ、アナログな手紙が届いたりするとちょっと嬉しいような...